映画『マイ・インターン』は中間管理職の人にこそみてほしい

かつて、映画に出てくるヒーローやヒロインというのはいつの時代も、理想の男性や女性を体現する存在として世代を超えて親しまれてきた。あくまでも偶像ではあるが多くの人がその存在を理想の姿として、敬い、すがり、追い求めた。

ところが、日本に限られたことなのかもしれないが、かつて日本にも存在していた石原裕次郎や渡哲也、菅原文太や吉永小百合、山口百子、美空ひばりなどのスーパースターを象徴するような存在は30年近く存在していないのではないだろうか。

良い悪いは別にして今では、会いにいけるアイドルや地下アイドルなど、神格化とは真逆の親近感を売りにするアイドルや芸能人が多いが、時代の流れとはいえ、どこかで神格化されるような存在の出現を期待している。

 

 

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映画『マイ・インターン』

というわけで、映画『マイ・インターン』を観てきました。『プラダを着た悪魔』の続編かどうかはおいておいてヒロインのアン・ハサウェイが現代のバリキャリ女性を演じ、助演?(むしろ主役?)をロバート・デ・ニーロが演じる。

 

ストーリー

ストーリーはアン・ハサウェイ演じるジュールズが立ち上げたベンチャー企業に、デニーロ演じるベンがインターン(高齢ボランティア)として加わる。最初は、高齢のジジイなんかに…という態度で突き放すが、そこは年の功なのか若者ではおざなりになりがちなことを軽々とこなし、会社にとってもジュールズにとっても良き理解者でありメンターのような存在として、ベンの存在が大きくなっていき…。

というような、非常にわかりやすいストーリー。

 

見どころ

ジュールズやそれを取り巻く会社のスタッフたちの愛嬌の良さも見ていて楽しいが(少し幼稚過ぎる気がしないでもないがそこはそれとして)、なんといっても一番はデニーロが演じるベンの渋さに尽きる。

その内容は文章にするようなものではないが、いわゆる理想の高齢者を抜群の演技力と、圧倒的な存在感で演じる。正直、『こんなやつおらんやろ〜』感は半端ではないが、高齢化やグローバル化、経営者の若年化が進む現代においてまさに理想の“男性”。

ゴッドファーザーやタクシードライバー、グッドフェローズのデニーロとは似ても似つかない配役だが、クラシックなスーツを完璧に着こなす後ろ姿には思わず笑みがこぼれます。(´∀`*)ウフフ

 

 

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昔はやんちゃしてはりましてん by 『タクシードライバー』時代のベン

高齢者にもスターが必要

かつては、神格化された存在であった映画スター。今ではその存在を知らない若い観客も多いのかもしれないが、あこがれの存在のスターとしてではなく、高齢者やいわゆる中間管理職のような人たちには自分を映す鏡として、若者たちには紳士の嗜みを学ぶ教師として、デニーロ演じるベンの立ち振舞を観て欲しいと思う。

 

なんて、偉そうなことを言いましたが、女性監督だからこそ描けるさわやかな紳士像と、バリキャリで立場は上がれど“女性”であることの“弱さ”と、その労りが描かれた本作は、間違いなく女性受けはよく、同時に“大人の男”の理想として素敵なテンプレートになるな〜と思った今日このごろでした。

 

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 デニーロといえば…

 

映画『マイ・インターン』は中間管理職の人にこそみてほしい” への2件のフィードバック

  1. glasstruct 返信する

    みたい!年末に向けて007とスターウォーズも控えてる!たのしい!^@^

  2. K-granola 返信する

    pocoさん
    ゆる〜くみれるので万人におすすめです〜(´∀`*)ウフフ 映画好きには楽しい時期になってきましたよねΣ(゚∀゚ノ)ノキャー

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