『イベリコ豚を買いに』野地秩嘉著を読んで、これは『グラノーラ開発日記』も本になると確信したっていう驕った話

  

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イベリコ豚を買いに

いつもpodcastで聞いているラジオ版 学問ノススメ|蒲田健|JFN Online 毎回、色んな作家さんのお話があり非常にためになります。グラノーラ開発日記なのに“イベリコ豚”?という疑問があるかもしれませんが、先日放送された会が非常に興味深かったので早速本を買いました。ゲスト:野地秩嘉さん(ノンフィクション作家)【音声】|ラジオ版 学問ノススメ|JFN Online

 

イベリコ豚を買いに

イベリコ豚を買いに

 

 

概要

はじまり

内容は、作家の野地さんがある日、日本全国で広く販売されているイベリコ豚に興味を持ち、イベリコ豚ってどんなもんよ?と、取材を開始。ところが時代は口蹄疫が流行した2010年。その年感染が疑われた牛、豚、水牛、28万8643頭が殺処分された。2010年日本における口蹄疫の流行 – Wikipedia

口蹄疫だけでなく様々なウイルスは、鳥などの動物だけが運ぶだけでなく、世界中を動き回る人間が衣類や靴や身体につけてバラまいてしまうことがある。感染が疑われただけで殺処分されてしまうケタ違いの家畜。その家畜を使った仕事を生業にしている人たちにとって、外部の人間を迎え入れることなんて考えられない。ましてや私欲を満たす為だけに取材したいという得体も知れない人間を入れるなんてことはありえない。(表現は盛り気味です。)

 

どうすれば話が聞けるか

取材開始から困難な状況に見舞われた作者は、状況に対し試行錯誤し解決の糸口を探そうと奔走する。そして、その糸口がひらめいた。『そうだ!買おう!』いくらするかはわからないし、買った豚をどのように使えばよいのかわからないが、取材という形ではなく、“客”として“購入の意志”を持っていけば無碍には断られないだろうと。

 

どうすれば買えるか

紆余曲折ありつつ作者は“イベリコ豚”を購入する。しかしながら困ったことがある。スペインまで買い付けに行った渡航費用、それまでにもさんざん取材した取材費用。そして、購入した“イベリコ豚”。到底、一人で食べきれるわけもなく、使った費用を捻出する余裕なんて微塵もない。さあ、どうする?

 

どうすれば商品ができるか

作者はこの“イベリコ豚”を金に変える方法を探す。様々な方法を検討し、様々な手段をとる。その思考の時間には当然費用が発生する。イベリコ豚を使った商品開発、これまで取材こそすれ料理が格段にうまいわけでもなく美食家でもない。商売として食肉を販売しているわけでもなければ、生業にしていることは“作家”業だ。当然、売り方のノウハウも商品化の方法もわからない

 

どうすれば売れるか

商品化への試行錯誤、知古の縁を頼っての依頼。ようやく商品が出来上がった。後は売るだけだ。ひとつのものを発見し、商品として作り変え、それを客に売る。そんな当たり前のことを自分で行うにはどんな工程が必要なのか。無知とは愚かなことである。

 

どうすればプロになれるか

この“イベリコ豚を買いに”に携わった人たちは当然ながら、みなその道のプロたちだ。そのプロの中で、素人同然の作者(興味を持っただけ)は試行錯誤し、行動し続ける。自分の力の無さを知っているからこそ、徹底的に“出来る方法”だけを探し追い求める。

 

そして、とうとう作者はその商品を世界に“出荷する”

 

 

 

最後はジョブズ風に言ってみた(´∀`*)ウフフ

 

感想

 正直な感想を上げるとすると、作者と同じくグラノーラを作り始め、超少量ではありますが販売を始めた私。今だから言えるのかもしれませんが、作者の方の仰られる“ビジネスへの無知”に関しては、ちょっと…(;´д`)トホホ…といった感想を持たなくもありません。とはいっても、この本の著者、野地秩嘉さんの過去作がどういったものがあるのかを見ると(すいませんまだ読んでません…)著者は多くのプロフェッショナルに数多くインタビューされてきた方の様子。だからこそ認められる己の“無知”さと純粋さ。

 

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 イベリコ豚を育てるレヒーノさんとスペインの人々。野地さんが購入されたイベリコ豚の数は2匹、お世辞にも多いとは言えない。しかしながら、彼らは数なんかには一切頓着せず、野地さんが結果的に精一杯考えて、より多くの方に届けようとしてくれたイベリコ豚への“想い”に感激する。

 作中では細かには描かれていないが、レシピを作られたシェフや商品化されたメーカーさんや販売を担当された商社さん。きっと、その道のプロフェッショナルな彼らもきっと、野地さんの純粋さとその行動に魅了されたのだろう。

 

 

 

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 手前味噌ではありますが、私もグラノーラを商品開発し販売を始めている。最近、何件か受けた取材も含めよく言われることがある。

 

 

“すごいですね~。”

 

 

と、ただ、その言葉を伺うたびに謙遜でも何でもなく、( ・ω・)モニュ?って思ってしまう。だって、自分が作りたかっただけだから、美味しいのがないから、自分のほうがより良い物が作れそうな気がするから、しかも超カンタンだからΣ(゚Д゚;)

って。

 

世の中には作れないものなんて何一つない。だって、すべてのものがこれまでの過去に作られたものの蓄積でしかないわけだから。そして、私達は、今、現在、その過去の最先端にいて、今日も明日もその最先端を更新し続けられる。作れるか作れないか、買えるか買えないかなんかじゃない。買いたい(作りたい)かどうか、そして、買う(作る)ためにはどうすれば良いか。 それだけだ。

 

 今回の本とは違うが、ライセンスを頂けそうなので急遽購入した堀江さんのゼロ。サブタイトルにも書かれている『なにもない自分に小さなイチを足していく』。どんなことでもゼロから始まる。本作『イベリコ豚を買いに』に出てくる方々は著者の方含め、間違いなく、彼らはみなプロフェッショナルだ。当然ながら、プロフェッショナルの彼らもゼロからコツコツと小さなイチを足し続けてきた。その結果が、今日の100であり、1000であることだけは確かである。

 

ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく

ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく

 

 

 

 こんなバカブログを書いている私が言うのはほんとに、顔からメープルシロップが吹き出しそうなぐらい憚れる話ですが、私なんて、ほんとにただのバカですよ(;´∀`) お世辞であったとしても“すご~い。”なんて言われることは何一つやってませんよ(;´д`)トホホ…

私はグラノーラを作っただけ、野地さんも極端に言えばイベリコ豚を買いに行っただけ。それぐらい誰でも出来ますよね(´∀`*)ウフフ

 

 じゃあ、とりあえず私のグラノーラをか。・゚・(Д`(⊂(゚Д゚ つ⌒ じゃなくて、そんな方、まずは手始めに『イベリコ豚を買いに』を買いに行ってみませんか?

 

イベリコ豚を買いに

イベリコ豚を買いに

 

 

なんてことを思わせてくれる本でしたよ。とりあえず、ベジョータのイベリコ豚がいくらするのかだけ見に行ってみようかしら…ヽ(´Д`;)ノアゥア…

 

イベリコ豚って、どんぐりを食べて育てられた豚って言われてるでしょ?しかも、案外いっぱいあるって。でも、それって、大袈裟でなく全部ほぼウソみたいですよ。断言しよう!あなたの食べてるイベリコ豚は、ほぼ間違いなく、どんぐりを食べて育てられてません!

なんて、お話は最初の方に書いてあるので、『えっ?ハイソな私が食べてるのが偽物だっていうの?あ~た?┐(´д`)┌ヤレヤレ』と思われたあなたは、とりあえず立ち読みでもしてきたら(´∀`*)ウフフ

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『イベリコ豚を買いに』野地秩嘉著を読んで、これは『グラノーラ開発日記』も本になると確信したっていう驕った話” への7件のフィードバック

  1. cedrus 返信する

    うん、うん、グラさんが食べてるのは偽物ぉ~~~。 ふっふふぅ。
    イベリコ豚に限らず、格付けがあってその類の本物は現地でも腰抜かす高値で希少だもん。
    そんなに日本に出回ってるわけないよね。
    イタリアやスペインのはもう話が広まりすぎ。 
    いいか、これから行くならハンガリーかポーランドにしろ。
    あー、それはどうでもいいや。
    それで、グラさんの本、いつでるの?

  2. K-granola 返信する

    リコッタさん!
    たぶん、偽物も食べたことないです!ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
    まぁ、正直あんまり興味無かったりもする。。。
    私の本の前に、リコッタさんの本じゃないですか〜┐(´∀`)┌ヤレヤレ

  3. K-granola 返信する

    kokisinさん!ほんとにいいですか?(´∀`*)ウフフ
    私の顔から、油のように出るメープルシロップですよ(ΦωΦ)フフフ…

  4. K-granola 返信する

    kokisinさん!じゃあ一旦、油もメープルシロップも忘れて、
    フルマラソンを走り終わった状態の人が、一切汗も拭かないで、
    こねくりだして焼き上げたパンとか食べたいですか(´∀`*)ウフフ
    きっと、色んなモノが入ってますよ(ΦωΦ)フフフ…

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